Our Impact

成果レポート

数字とストーリーで見る、ながいくの活動成果

2025年度実績

7,158
2025年度のべ利用者数
773
実利用者数 (274世帯)
1,538
LINE公式アカウント登録者
300
年間ボランティア延べ

活動ごとの年間実績

夕食バイキング

世帯数127世帯
延べ予約797
延べ利用者2,946

子育てひろば・ランチ

世帯数171世帯
延べ予約554
延べ利用者1,752

夕方サロンあらあら

世帯数36世帯
延べ予約153
延べ利用者430

出張子育てサロン

世帯数
開催回数90
延べ利用者1,909

月別の利用者数

2025年5月から2026年3月までの11か月、各活動の月別利用者数の推移です。物価高騰や季節要因の影響を受けつつ、ほぼ毎月安定した利用がありました。出張子育てサロンは2025年4月から2026年3月までの12か月分。

夕食バイキング のべ利用者数

開催回数大人未就学小学生中高生子ども計合計
2025/055514814210200251
2025/064625914514218280
2025/074616813113212273
2025/084606012313196256
2025/094546213616214268
2025/105749017320283357
2025/114575914616221278
2025/12466561388202268
2026/014535512119195248
2026/02355458613144199
2026/034655812124203268
合計456586601,4621662,2882,946

子育てひろば・ランチ のべ利用者数

開催回数大人未就学小学生中高生子ども計合計
2025/05867860086153
2025/06870950095165
2025/07870941095165
2025/08755821083138
2025/09871900090161
2025/10873831084157
2025/11871861087158
2025/12868930093161
2026/01874892091165
2026/02872930093165
2026/03869950095164
合計87760986609921,752

夕方サロンあらあら のべ利用者数

開催回数大人未就学小学生中高生子ども計合計
2025/0541313101427
2025/0641931103251
2025/0752443204569
2025/0831223002335
2025/0941627102844
2025/1042036103757
2025/1131425002539
2025/122917001726
2026/0131320002033
2026/022910001019
2026/0331317001730
合計3716226260268430

出張子育てサロン のべ利用者数

開催回数人数計大人子ども組数計長久手その他
2025/04819887111833251
2025/0571256065521933
2025/0681708486772651
2025/0792351071281022775
2025/08717776101682246
2025/0971195762541440
2025/1081677889752946
2025/116844143381721
2025/1271215863562333
2026/0171396673662541
2026/0281657986722646
2026/03820996113844044
合計901,9098891,020827300527

LINE登録の広がりと利用者の地域分布

LINE公式アカウントの登録者は、2025年4月から2026年3月までの12か月で325名増え、年度末には1,529名となりました。アンケート回答者の居住地は長久手市が67.7%を占める一方、近隣の名古屋市・日進市・尾張旭市・瀬戸市などからも継続的な利用がありました。

アンケート回答者の居住地割合(n=328

  • 長久手市222名(67.7%)
  • 名古屋市名東区23名(7%)
  • 日進市16名(4.9%)
  • 名古屋市守山区15名(4.6%)
  • 尾張旭市15名(4.6%)
  • 瀬戸市14名(4.3%)
  • その他23名(7%)

利用者アンケート集計結果

利用者アンケート(n=328)から、子育て中のみなさんが抱えている困りごとと、求めている情報の種類が見えてきました。困難な事項は「ワンオペ育児」「経済的に少し困っている」「頼れる人がいない・孤立感」が多く、複数の困難が重なっているケースも目立ちました。

困難な事項(複数回答あり)

  • ワンオペ育児217名(14.1%)
  • ひとり親家庭72名(4.7%)
  • 妊娠中52名(3.4%)
  • 障がい児がいる40名(2.6%)
  • 不登校児のことで困っている22名(1.4%)
  • 要介護者が同居12名(0.8%)
  • 失業中(両親とも)9名(0.6%)
  • 外国ルーツで困りごとあり7名(0.5%)
  • 2歳以下の多胎児がいる6名(0.4%)
  • 経済的に少し困っている113名(7.3%)
  • 就学援助を受給59名(3.8%)
  • 児童扶養手当を受給56名(3.6%)
  • 経済的に大変困っている56名(3.6%)
  • 非課税世帯48名(3.1%)
  • 頼れる人がいない・孤立感108名(7%)
  • 精神的に不安定と感じる38名(2.5%)
  • その他、困りごとあり75名(4.9%)
  • 特に今はない58名(3.8%)

配信案内希望(複数回答あり)

  • 食品や生活用品の配布案内514
  • 未就学児向けのプログラム・イベント案内458
  • 子育てひろば・ランチの空き情報380
  • 夕食提供の空き情報319
  • 小学生向けのプログラム・イベント案内266
困難な事項どうしの同時発生率を示すクロス集計ヒートマップ。複数の困難(経済的困窮・孤立感・育児負担)が同時に重なる家庭が一定数存在することを示す。
困難な事項の重複度合い(クロス集計ヒートマップ)
困難事項のタグ別に、配信を希望されたサービスの割合を示すヒートマップ。困難の種類によって、求められている支援案内のジャンルが異なる傾向を示す。
困難な事項と、求められている案内ジャンルの関連(ヒートマップ)

ながいくが地域にもたらしている変化

地域のつながりづくり

私たち自身の暮らしや、新しい仲間との出会いから、孤立を防ぐ仕組みを生み出しています。

子育て家庭の安心感向上

気軽に立ち寄れる居場所を継続的に運営し、孤独な子育てを「ひとりではない」状況に変えています。

多世代が支え合う地域づくり

高校生から70代まで、幅広い世代が事業に関わることで、地域全体の支援力を高めています。

効果的な地域支援体制の構築

長久手市との協働事業や、近隣市町からの利用者の受け入れを通じて、面的な支援体制を実現しつつあります。

2025年度のふりかえり

総括

物価高騰の影響もあり、利用者のニーズに対して十分な支援を行えたかという点では、まだ不足があったと感じている。一方で、非常に重大な課題を抱えた家庭において、子どもが自ら必要な際に団体を訪れることができるようになるなど、自立に向けた具体的な変化も見られた。また、定期的な食支援を通じて、生活保護の申請に踏み出す意欲が生まれ、生活が安定に向かったケースもあり、価値ある成果を上げることができた。今後は、支援の量を増やすことだけを目指すのではなく、一人ひとりに寄り添った質の高い支援のあり方を模索していきたい。

アウトカム(直接的成果)

民間団体による継続的な支援は、被支援者との間に実家のような親密な関係性を生みやすく、それが自立を阻む要因になり得ることを実感した。支援者と被支援者が共依存的な関係に陥らないためにも、公的な支援制度への積極的なつなぎや、地域の助け合いの輪への参加を促すことが重要であると認識し、社会福祉協議会等を通じた公的支援への橋渡しや、地域住民との交流機会の創出に取り組んだ。ただし、他団体や行政との連携においては個人情報保護の壁もあり、必要な情報の共有が容易ではない現状がある。だからこそ、支援を必要とする家庭に届く情報発信の工夫がより一層重要になると感じている。

インパクト(社会的成果)

私たちがさまざまな家庭や状況にアプローチしてきたことで、地域の子どもを見る目に変化が生まれてきたと感じている。たとえば、みんなに配られたお菓子を全部持ち帰ってしまう子どもに対して、以前なら「困った子」として叱られていたような場面でも、「食べる物に困っているのかもしれない」と受け止めてもらえる雰囲気が、少しずつ地域に生まれてきているように感じる。「困っているのかも」と見てもらえることで、その子は叱責の対象ではなく、優しく接してもらえる存在になる。こうした視点の転換が、地域のあちこちで静かに広がりつつあるのではないかと思われる。困難を抱える子どもたちに対して、仲間として向き合おうとする団体や個人が地域に増えていくこと。これこそが社会的な成果の広がりにとって重要であり、「このままにしてはいけない」と共に動いてくれる人々が地域に生まれつつあることは、大きな手応えである。

これから1〜3年で力を入れる方向性

支援の質の向上

専門スタッフ(利用者支援員・保育士)が継続的に関わる体制を強化し、より深い相談支援を実現します。

持続可能な運営基盤の確立

助成金に過度に依存せず、継続寄付や企業連携など多様な財源で安定運営を目指します。

事業報告書(原本)

このページに掲載しているデータの原本は、独立行政法人福祉医療機構(WAM)の助成事業として提出した完了報告書です。事業概要・背景・事業の様子の写真・全データ・所感を含む全12ページの資料を、PDFでダウンロードできます。

全12ページ・約14MB / 独立行政法人福祉医療機構(WAM)助成事業